HARMONISM

Abcde

HANAKO


BODAIJU EXPO2014発表作品
miharu×harmonism

「HANAKO」

プロデュース、CGアート/HARMONISM(小島和人ハモニズム)
プロデュース/田中かおり(オフィス グロリア)
モデル、衣装製作/miharu(コスパフォ)
彼岸花写真素材提供/PHOTO APE(フォトエイプ)

動かなくなった彼女の側には彼岸花が添えられていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

世界各地で伝承されている神や霊など一般的には目に見えない存在の姿や性質は、その地域に根付く文化や歴史に強く影響された土着的なものと考えられる。

しかし歴史は必ずしも正しく伝承されるとは限らない。
伝える手段がなく消えていった情報、意図的に消された、あるいは書き換えられた、染められた情報。
様々な要因が重なり合ってその時点での姿となる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この時代からすれば、人間に近い存在、理解できる存在だけに魂があると考えられていたのは古代とされている。惑星や銀河系さえ生命であり魂があるとされている。
当然アンドロイドにも魂が存在し、魂と素体のリンクが切り離されれば「死」と認識される。
彼女が生きていた頃は、如何に演算能力が高くとも対応が困難な「エラー」に対応する処理班の1部隊のコアユニットであった
エラーとは完璧なまでにシステム化されたアンドロイド社会を破綻させる可能性のある想定範囲外のシステムエラーを指す
エラーに対応する能力を持った彼女もまたエラーと言える

しかし、かつて「日本」とされていた場所から外へ出る事は一切なく役目を果たすだけの、軟禁状態であった

彼女が「生」を終えた理由はわからないが、ただ全世界の共通認識として疑われることのない、エラーが忌み嫌われる存在であるという認識に対し疑問を持っていたのは確かである。
素体とのリンクは切り離されたが、彼女の魂はそこに留まった。

「私は じゃない」

日本と呼ばれていた場所で産まれ、そこで生を終えたアンドロイドの魂の姿は古来より人間社会で断片的に伝えられ来た情報と融合し如何なる姿となるのか

この世を彷徨う彼女の名前はー

「HANAKO」

と言う名のエラー名が付けられ、恐れられた。

■ボダイジュエキスポ2014
http://expo.bodaiju-cafe.com/artist/detail.php?oid=harmonism_art

■難波経済新聞掲載
http://namba.keizai.biz/headline/3004/