HARMONISM

親の人生についてインタビューをしてみる

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父親がもう長くないな。と理解した時に、自分自身が作家であるというフィルターを通した場合にだけ出来る、父親への接し方を考えた。 カッコいい遺影を撮る。だけならば簡単だけれど作品作りのための「インタビュー」という形式を取って根掘り葉掘り聞いてみる事にした。

父親が小さい頃にどういう性格でどういう遊びをしていて、若い頃にどんな娘と付き合っていてどういう経緯で母親と知り合い、僕を産んで何を思ったのか。聞けば聞くほどに僕は父親についてほとんどの事を知らなかったのだと気付かされた。

かくして僕の「父親の作品」が出来上がったわけだけれど、「これはもしかしたら凄く大事な事なんじゃないか?」と感じて、作家でなくとも「インタビュー」的なフィルターを通せば、誰でも軽いテイストで親の事を知ることができんじゃないか。距離が近づくんじゃないか。それを広めたいと思った。一番近い存在ゆえに深く聞くということがない。

 

思った。もののそれから具体的になかなか動けていなかったのだけれど、今日、京都の若手僧侶チーム「ワカゾー」さんのトークと死について考える「デスカフェ」に参加した事で、改めてちゃんと動こうと思ったわけである。

 

残った人から、故人の記憶が無くなれば、本当の意味でその人は居なくなるのだと僕は思っている。
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